スタッフコラム


突然ですが、皆様は両親や祖父母の介護ができますか?

私は、できません。

介護の業務に携わる中で「自分の母だったら介護できないな・・・」

と常々思ってしまいます。

きっと、いろいろな想い出が想起されるのでお互いにつらいはずです。

祖母を亡くす前、病院で祖母が介助されているの場面を見られるのを嫌がっていたのを思い出します。

ふと思い出したので投げかけてみました。

 

私どもの行動指針に「あたりまえを提供する。」とあります。

「あたりまえ」って人それぞれ違います。

先述の話でも「わたしは両親の介護はつらくない。育ててくれた両親の面倒をみるのは当然」と

おっしゃるかたもいるでしょう。

どちらも間違っていないんです。

 

保育では「子どもが転倒したらどうしますか?」の問いに

「すぐに抱き上げる。いや、自分の力で這い上がるのを待つ。

違う。頭を打っていないか確認するのよ。」

家庭の方針でも違うでしょうし専門職であれば専門的な対応をすると思います。

子どもの年齢でもかわってきます。

 

私どもは「あたりまえ=普通」とし、その人それぞれの普通を把握し、

その人らしさを尊重しています。

サービスを提供する私たちが、利用者の普通を逸脱していたら・・・

サービス利用者は居心地が悪いはずです。

施設サービスにおいても在宅サービスにおいてもサービス利用中にストレスを

感じさせることがあってはなりません。

 

「私は大丈夫。利用者の人権を尊重して居心地のいい空間を提供している!」

とてもいいことです。自信をもってサービスを提供することは大事なことです。

 

リラックスした時間を過ごせているかは利用者自身の中にしかありません。

私たちには利用者が安心できているかを知る術はありませんが、

自信を持ってサービスを提供しなければなりません。

慢心することなくサービスを提供し、利用者がその人らしく過ごせる空間のサポートをさせて頂けているのであれば、

光栄なことです。


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